こんにちは!旅行とグルメをこよなく愛する私ですが、今回は「シンガポール」の旅について、特にカジノエリアの食事に焦点を当ててご紹介したいと思います。
シンガポールと聞いて思い浮かべるのは、マーライオン、美しい夜景、そして「マリーナベイ・サンズ(MBS)」や「リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)」といった巨大な統合型リゾート(IR)ですよね。これらの施設は、ただギャンブルを楽しむ場所ではありません。実は、世界最高峰のシェフが集結し、シンガポールの食文化を凝縮した**「超」グルメスポット**でもあるのです。
「カジノ飯」と聞くと、簡単な軽食や高級なコース料理をイメージしがちですが、シンガポールのIRで提供される食事は、その枠を遥かに超えています。今回は、私が実際に体験し、感動したMBSとRWSのグルメ戦略と、予算別おすすめの食事プランを徹底解剖します!
1. 統合型リゾート(IR)の食事戦略:なぜこんなに豪華なのか?
シンガポールのIRがグルメに力を入れる背景には、明確な戦略があります。それは「マス層の集客」と「ハイローラー(大口顧客)へのホスピタリティ」です。
IRは、カジノで遊ばない家族連れやカップルも楽しめるよう、エンターテイメント、ショッピング、そして「食」に最高水準を提供しています。
1-1. マリーナベイ・サンズ(MBS):天空の美食体験
MBSは、アッパーカジュアルからミシュラン星付きレストランまで、文字通り「星の数ほど」の飲食店を抱えています。特に注目すべきは、ホテル棟の上部やショッピングモール内に点在する、世界的なセレブリティシェフが手がけるレストラン群です。
私が行った際、特に印象的だったのが、MBSの57階、あの有名なインフィニティプールのすぐ近くにあるレストランでの夕食です。高層階から見下ろすシンガポールの夜景は、食体験を非日常へと引き上げてくれます。
【体験談】Waku Ghinでの忘れられない一皿
私がMBSで体験した最高級の食事は、シェフ・和久田哲也氏がプロデュースする「Waku Ghin」です。もちろん気軽に訪れる価格帯ではありませんでしたが、目の前で調理される様子は圧巻。
特に提供されたオイスターとキャビアの繊細な組み合わせは、まさに芸術でした。
私の隣で食事をしていたビジネスマンが、一皿食べた後にこうつぶやいたのが忘れられません。「これは食事ではない、五感で楽しむショーだ。」
(現地で聞いた引用:”This is not a meal, it’s a show for the five senses.”)
1-2. リゾート・ワールド・セントーサ(RWS):家族で楽しむ多様な食文化
セントーサ島にあるRWSは、ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)や水族館と併設されているため、MBSとは毛色の違う食を提供しています。こちらは、よりカジュアルで、アジア各国の食文化を深く掘り下げた場所が多いのが特徴です。
RWSで私が感動したのは、「マレーシアン・フード・ストリート(Malaysian Food Street)」です。ここはカジノエリアから少し離れていますが、マレーシア各地の屋台グルメを集めたフードコートです。雰囲気も味も本場さながらで、安価に楽しめます。
2. 【予算別】カジノ周辺おすすめグルメ計画
カジノ周辺で食事をする際、予算に応じて選べる選択肢が非常に幅広いのがシンガポールの魅力です。
2-1. 予算:ハイローラー級 (SGD 200〜)
特別な記念日や「勝った日」におすすめの、最高級ダイニングです。予約は必須です。
施設 レストラン例 (ジャンル) おすすめのメニュー 特徴と魅力
MBS CUT by Wolfgang Puck (ステーキ) USDAプライムビーフ 最高の雰囲気とサービス。夜景が見える席をリクエスト。
MBS Waku Ghin (モダンジャパニーズ) テイスティングメニュー 繊細な日本食材と革新的な調理。予約困難。
RWS Osia Steak and Seafood Grill (シーフード) シグネチャーシーフードプラッター リゾート感溢れる空間で、新鮮なシーフードを楽しむ。
2-2. 予算:カジュアルダイニング (SGD 50〜150)
友人や家族との食事に適した、味と価格のバランスが取れたミッドレンジです。
MBS周辺: The Shoppes at MBS内には、カジュアルなイタリアンやカフェが多くあります。特に**Rasapura Masters(フードコート)**は、清潔で多国籍な食事が手頃に揃います。
RWS周辺: 多くのテーマレストランや、カジュアルな中華料理店が揃っており、USSで遊んだ後の利用に最適です。
2-3. 予算:ローカル&格安 (SGD 5〜20)
カジノから少し足を伸ばせば、シンガポールの真骨頂「ホーカーセンター(屋台街)」が待っています。これが、シンガポールグルメの感動の核心です。
私がカジノの緊張感から解放されたくて必ず訪れるのが、以下のホーカーセンターです。
【カジノ近隣のホーカーセンターリスト】
Lau Pa Sat (ラウ・パ・サ): MBSからタクシーで数分。歴史的な美しい建物で食事が楽しめます。夜のサテ(串焼き)ストリートは必見。
Maxwell Food Centre (マックスウェル): MBSから少し歩きますが、観光客に人気の「天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)」があります。
Tiong Bahru Market (チョンバル・マーケット): 少し離れていますが、地元民に愛される本格的なローカルフードが楽しめます。
3. カジノダイニングを楽しむための裏技と注意点
3-1. カジノ内の「無料ドリンク」利用法
カジノフロアでプレイしている人には、アルコールを含むドリンクが無料で提供されることがあります。しかし、これは原則として「プレイ中の人」へのサービスです。
注意点: 無料ドリンクは提供されますが、チップを渡すのがマナーです(SGD 1〜2程度)。
食事の提供: 高額なゲームを行うハイローラー向けラウンジでは、無料の軽食や豪華なビュッフェが用意されていることが多いですが、一般の訪問者は利用できません。
3-2. 予約とドレスコード
高級レストランを利用する場合、週末は特に予約なしでは入れません。数週間前にウェブサイトから予約しましょう。
また、MBSやRWSの高級店にはドレスコード(スマートカジュアル以上)があります。
【ドレスコードのポイント(避けるべきもの)】
ビーチサンダルやクロックス
タンクトップ(男性)
破れたジーンズ
カジノの入場自体にもドレスコードがありますが、レストランも同様に気をつけましょう。
4. まとめ:シンガポールのカジノは「食」のワンダーランド
シンガポールの統合型リゾートは、単なるギャンブル施設ではなく、世界中の美食が集まる壮大なテーマパークです。
もし、あなたがシンガポールを訪れる機会があれば、ぜひギャンブルの予算とは別に「食事の予算」を豪華に組んでみてください。最高級のステーキハウスから、熱気溢れるホーカーセンターまで、シンガポールの食文化の奥深さを、カジノエリアの周辺で体感できるはずです。
私がシンガポール旅行で最も強く感じたのは、食事が旅の満足度を何倍にも高めてくれるということです。ぜひ、シンガポールの美味を心ゆくまで堪能してください!
FAQ:シンガポールカジノと食事に関するQ&A
Q1. カジノの入場料はかかりますか?
A1. 外国人観光客は原則として入場無料です(パスポート提示必須)。ただし、シンガポール国民および永住権保持者は、高額な入場料( levy)の支払いが必要です。
Q2. カジノフロア内で食事ができますか?
A2. カジノのゲームフロア自体にフルサービスのレストランがあることは稀ですが、バーや軽食スタンドは併設されています。ハイローラー向けのプライベートエリアには、フルサービスのダイニングが提供されています。
Q3. 子供連れでもカジノ周辺のレストランは利用できますか?
A3. はい、IR内のほとんどのレストランは子供連れ歓迎です。ただし、カジノフロア内に21歳未満は立ち入り禁止です。MBSやRWSのショッピングモールやホテル内のレストランは問題ありません。
Q4. ドレスコードが最も緩い食事の場所はどこですか?
A4. IR内のフードコート(MBSのRasapura Mastersなど)や、外部のホーカーセンターであれば、 Tシャツと短パンでも全く問題ありません。高級レストランを利用する時だけ注意しましょう。
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