皆さん、こんにちは！ギタリストの皆さんなら一度は「もっと練習したいけど、家族に音が迷惑にならないかな…」「夜中にアイデアが浮かんだのに、アンプを繋ぐのはちょっと…」なんて悩んだことはありませんか？私もその一人で、常にそんなジレンマを抱えていました。
そんな悩みを一掃してくれる、まさに「救世主」と呼ぶにふさわしいギターがあるんです。それが今回ご紹介する**「Aria Sinsonido AS-319」**。そのユニークなルックスと、どこでも気軽に弾ける静粛性で、多くのギタリストから愛されています。
今回は、このAS-319の魅力に迫るべく、その詳細なスペックを深掘りしつつ、私自身の体験談も交えながら、なぜ私がこのギターにこれほどまでに惚れ込んでいるのかをお伝えしたいと思います。さあ、一緒にSinsonidoの世界を覗いてみましょう！
Aria Sinsonido AS-319って、一体どんなギター？
Sinsonido（シンソニード）とは、スペイン語で「音がない」という意味。その名の通り、アンプを通さなければほとんど生音がしない、画期的なサイレントギターシリーズです。AS-319は、その中でも特にエレキギターの演奏感に近い設計がされており、そのポータビリティと実用性の高さから、自宅練習はもちろん、ツアー先や旅先での練習、さらにはレコーディングやライブでの使用も視野に入れられています。
初めて見る方は、そのフレーム構造のボディに驚くかもしれませんね。しかし、このユニークなデザインこそが、AS-319の静粛性と持ち運びやすさを実現している秘密なんです。
AS-319の心臓部！詳細スペックを徹底解析
まずは、このギターがどんな素材で、どんな機能を持っているのか、具体的なスペックを見ていきましょう。
AS-319の主要スペック表
項目 スペック内容
ボディ マホガニー (Mahogany)
フレーム アルミ合金 (Aluminum Alloy) – 着脱可能
ネック マホガニー (Mahogany)
フィンガーボード ローズウッド (Rosewood) または テックウッド (Techwood) / ウォルナット (Walnut)
フレット数 22フレット
スケール 648mm (25.5インチ)
ナット幅 43mm
ピックアップ Aria Original Active Pickup (アクティブピックアップ)
コントロール Volume, Tone, Treble, Bass (2バンドEQ搭載モデルもあり)
出力端子 ヘッドホンアウト (ステレオミニジャック), ラインアウト (標準モノラルジャック)
入力端子 AUXイン (ステレオミニジャック)
ブリッジ オリジナル固定式ブリッジ
ハードウェア クローム
電源 9V形電池 (006P)
重量 約1.7kg ～ 2.0kg
付属品 専用ソフトケース、ヘッドホン (一部モデルに付属)
これらのスペックを見ていただくと、AS-319が単なる「静かなギター」ではないことがお分かりいただけるかと思います。しっかりと楽器としてのクオリティを追求しているんです。
私が特に注目したいAS-319のポイント！
驚異の軽量性！ 約1.7kg～2.0kgという軽さは、長時間の演奏や持ち運びにおいて絶大なメリットをもたらします。一般的なエレキギターが3kg台～4kg台であることを考えると、その差は歴然です。
エレキギターライクな演奏性 スケール長もナット幅も、一般的なエレキギターとほぼ同じ。違和感なく持ち替えられるので、普段エレキギターを弾いている方もすぐに馴染めるはずです。
アクティブピックアップと多彩なコントロール オリジナルのアクティブピックアップは、クリアでノイズの少ないサウンドを提供してくれます。ボリューム、トーンに加え、Treble/Bassの2バンドEQまで搭載しているモデルもあり、ヘッドホン環境でも幅広い音作りが可能です。
充実した入出力端子 ヘッドホンアウトはもちろん、AUXインもあるので、スマホやMTRを繋いで好きな曲と一緒にセッションしたり、バッキングトラックに合わせて練習したりできます。さらにラインアウトも搭載しているので、アンプへ繋いだり、直接オーディオインターフェースに接続してレコーディングすることも可能です。
着脱式フレームの恩恵 このフレームは、演奏時のホールド感を高めるだけでなく、取り外すことでコンパクトに収納・持ち運びができる優れもの。専用ソフトケースにすっきりと収まります。
私がAS-319に惚れ込んだ理由と、その使い方
私がAS-319と出会って一番感動したのは、まさに「いつでも、どこでも、気兼ねなく練習できる」という自由を手に入れたことでした。
夜遅くに新しいフレーズを思いついた時、以前なら「明日朝にしよう…」と諦めていましたが、AS-319があればその場でヘッドホンを繋いで即座に確認できます。マンション住まいなので、周囲への音の配慮は常に気になるところですが、Sinsonidoはその心配を一切なくしてくれました。
出張が多い私にとって、ポータビリティも非常に重要な要素です。AS-319は飛行機の荷物棚にも収まるほどコンパクトになるので、旅先にも気軽に連れて行けます。ホテルの部屋で、まるで自分のスタジオにいるかのように練習できるのは、本当に素晴らしい体験です。
「練習が完璧を生む。どれだけ上手くなっても、常に上達できる。」
この言葉は、AS-319を使ってからより一層、私の心に響くようになりました。時間を気にせず、ひたすら反復練習を重ねることで、確実に演奏技術が向上していくのを実感しています。
なぜAS-319を選ぶべきなのか？
AS-319がギタリストにもたらす価値は、計り知れません。改めてその魅力をリストアップしてみましょう。
究極の沈黙練習環境: 周囲を気にせず、いつでもどこでも集中して練習に打ち込めます。
圧倒的なポータビリティ: 軽量・コンパクト設計により、持ち運びのストレスを大幅に軽減します。
エレキギターに遜色ない演奏感: 普段エレキギターを弾く方でも違和感なく演奏できます。
多彩なサウンドメイクと拡張性: アクティブピックアップとEQ、AUXイン・ラインアウトで幅広い活用が可能です。
ユニークでスタイリッシュなデザイン: 機能美とデザイン性を両立したルックスは、所有する喜びも与えてくれます。
AS-319に関するFAQ
AS-319に興味を持った方からよく聞かれる質問をまとめてみました。
Q1: 初心者でもAS-319から始めても大丈夫ですか？ A1: はい、全く問題ありません。むしろ、生音が小さいので、フォームの確認やフレーズ練習に集中できます。ヘッドホンからの音で自分の演奏をクリアに聴けるため、上達も早くなるかもしれません。ただし、生音でのフィードバックが少ないため、通常のギターと併用することをおすすめします。
Q2: ライブやレコーディングでも使えますか？ A2: もちろん可能です。ラインアウトからミキサーやオーディオインターフェースに直接接続できるため、クリアでノイズの少ないサウンドをPAシステムやDAWに送ることができます。ハウリングにも強いため、ステージでの使用にも適しています。
Q3: 通常のエレキギターと同じような感覚で弾けますか？ A3: ボディがフレーム構造のため、最初はホールド感に戸惑うかもしれませんが、スケールやナット幅は一般的なエレキギターとほぼ同じなので、すぐに慣れることができます。軽量なので、立って弾く際も非常に快適です。
Q4: AS-319と他のSinsonidoモデル（AS-101、AS-691など）との違いは何ですか？ A4: Sinsonidoシリーズにはいくつかモデルがあります。AS-319はエレキギタータイプですが、AS-101はナイロン弦のクラシックギタータイプ、AS-691はスティール弦のアコースティックギタータイプです。それぞれ異なる弦のタイプとボディ形状を持ち、目指すサウンドや演奏感が異なります。
Sinsonidoシリーズ 主要モデル比較 (簡易版)
モデル名 弦の種類 ボディタイプ 主な特徴
AS-319 スチール弦 エレキギタータイプ 軽量、エレキライクな演奏感、多彩な音作り
AS-101 ナイロン弦 クラシックギタータイプ クラシカルな演奏感、柔らかな音色、静粛性
AS-691 スチール弦 アコースティックギタータイプ アコースティックに近い演奏感、温かい音色
ご自身のスタイルや求めるサウンドに合わせて選ぶのが良いでしょう。エレキギターをメインにされている方には、断然AS-319がおすすめです！
最後に
Aria Sinsonido AS-319は、単なる練習用ギターの枠を超えた、現代のギタリストの多様なニーズに応える革新的な一本だと私は確信しています。そのスペックの高さはもちろん、何よりも「音楽を楽しむ自由」を与えてくれるギターです。
もしあなたが、場所や時間を気にせずギターを弾きたい、もっと練習時間を確保したいと考えているなら、ぜひ一度AS-319を手に取ってみてください。きっと、あなたの音楽ライフに新たな可能性と喜びをもたらしてくれるはずです。
それでは、素敵なギターライフを！