フィリピン旅行の醍醐味の一つといえば、豪華絢爛なカジノではないでしょうか。マニラのベイエリアにそびえ立つ統合型リゾート(IR)は、ラスベガスやマカオに引けを取らないスケールで、訪れるだけでもワクワクしますよね!
しかし、いざカジノへ行こうと思ったとき、多くの人が抱える疑問があります。それが「ドレスコード」です。
「Tシャツや短パンでも大丈夫?」「サンダルはNGかな?」「高級リゾートカジノと街中のカジノで違いはある?」
ご安心ください!私も初めてフィリピンのカジノへ行った時は、同じように不安で何度も荷物を確認しました。この記事では、フィリピンのカジノを楽しむために知っておくべきドレスコードの基本から、カジノの種類ごとの具体的な服装、そして絶対に避けるべきNGアイテムまで、私の経験を交えて徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなたは自信を持ってフィリピンのカジノデビューを果たせるはずです!
1. 知っておきたいフィリピンカジノの基本ルール
まず大前提として、フィリピンのカジノは非常にオープンで観光客にフレンドリーですが、同時に「大人として楽しむ場所」としての品格も求められます。
基本中の基本となるのは、**「スマートカジュアル(Smart Casual)」**を目指すことです。
Smart Casualとは?
「スマートカジュアル」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は「清潔感があり、だらしなく見えない服装」が基準です。
カジュアルすぎない: ビーチやジムに行くような服装は避ける。
清潔感: シワや汚れがないこと。
肌の露出: 過度な露出は避ける。
カジノは非日常の空間です。少しだけおしゃれをしていくことで、より一層、気分が高まること間違いなしですよ!
2. カジノの種類別!ドレスコードの違いを把握する
フィリピンには、主に2種類のカジノがあります。その種類によって、ドレスコードの厳しさが大きく変わってきます。
【重要】カジノの種類とドレスコード比較表
カジノの種類 具体的な例 ドレスコードの目安 傾向
I R系 (統合型リゾート) Solaire, Okada Manila, City of Dreams スマートカジュアル(厳格) 外部のホテルやレストランの高級感に合わせて厳しい。
PAGCOR (国営フィリピン・アミューズメント・ゲーミング公社) 系 Waterfront, リゾート内の小規模 PAGCOR カジュアル(やや緩い) 街中の利便性を重視しており、IRほど厳しくない。
IR系カジノ (例:オカダ、ソレア)
これらのカジノは、高級ホテル、ミシュラン星付きレストラン、ブランドショップと一体化しています。雰囲気作りを重視しているため、ドレスコードは比較的厳格です。
特に夜間は、男性は襟付きシャツやポロシャツ、女性はワンピースやブラウスといった、少しフォーマルな服装が求められます。
PAGCOR系カジノ
こちらは比較的ラフな格好でも入場できることが多いです。しかし、「緩い」といっても、最低限の清潔感は必須です。例えば、昼間であればTシャツ+ジーンズでも入場できる可能性が高いですが、ビーチサンダルやタンクトップは避けるべきです。
3. 具体的にOK/NGなアイテムリスト
では、具体的にどんなアイテムならOKで、どんなアイテムがNGなのでしょうか?
3-1. 【男性編】OK/NGリスト
男性は特に足元と上半身に注意が必要です。
OKなアイテム(バッチリです!) NGなアイテム(入場拒否の可能性あり)
上半身:襟付きシャツ、ポロシャツ、きれいなTシャツ(ロゴが大きくないもの) 上半身:タンクトップ、ノースリーブ、丈の短いTシャツ
下半身:スラックス、チノパン、きれいなジーンズ(ダメージなし) 下半身:ビーチショーツ、スポーツウェア、破れたジーンズ
足元:革靴、スニーカー(きれいなもの)、ローファー 足元:ビーチサンダル、クロックス、ミュール
その他:ジャケット、カーディガン その他:帽子(キャップ含む)、サングラス(かけるのはNG)、大きなリュック
3-2. 【女性編】OK/NGリスト
女性の場合、過度な露出やビーチウェアの延長のような服装でなければ、選択肢は比較的広いです。
OKなアイテム(バッチリです!) NGなアイテム(入場拒否の可能性あり)
服装:ワンピース、ブラウス、スカート、きれいなパンツスタイル 服装:過度に露出の高い服、水着、ジムウェア、パジャマのような服
足元:パンプス、サンダル(ヒール付きなどドレッシーなもの)、きれいなスニーカー 足元:ビーチサンダル、汚れたスポーツシューズ
その他:カーディガン、ストール その他:帽子(キャップやハット)、大きなリュック
私の体験談
以前、マニラのIRカジノに行った際、私は襟付きシャツとスラックス、革靴を履いていきました。しかし、隣に並んでいた欧米系の観光客の男性が「タンクトップとビーチサンダル」だったため、入り口でセキュリティに止められていました。
セキュリティスタッフは非常に丁寧に対応していましたが、**「申し訳ありませんが、当カジノの規定により、その服装では入場できません」**と毅然とした態度で伝えていました。
この経験から、特にIR系のカジノでは、「サンダル」と「タンクトップ/ノースリーブ」は絶対NGだと肌で感じました。
4. カジノのプロが語る「ドレスコードの真意」
なぜ、そこまで服装にこだわる必要があるのでしょうか?単なるファッションチェックではありません。カジノのドレスコードは、主に以下の3つの理由から存在します。
1. 雰囲気を保つため
高級リゾートとして、他のゲストが不快に感じないよう、上品で洗練された雰囲気を維持するためです。
2. セキュリティ上の理由
帽子やサングラスは、顔を覆い隠す目的で使われる可能性があるため、セキュリティ上の理由から禁止されています。また、大きなリュックサックも持ち込み禁止(クロークに預ける必要があります)となることが多いです。
3. 文化とリスペクト
ゲストに「ここは特別な場所だ」と感じてもらい、カジノという空間自体に敬意を払ってもらうという意図も込められています。
フィリピンのカジノで働いていたスタッフの方から、以前こんな話を聞いたことがあります。
「IRカジノは、ただのゲームセンターではありません。お客様には、日常を忘れて最高にリラックスし、非日常の体験を満喫していただきたい。だからこそ、最低限のフォーマルな雰囲気は大切にしています。清潔感のある格好であれば、誰もがウェルカムですよ。」
5. よくある質問(FAQ)
Q1. 夏場(暑い時期)でも長ズボンが必要ですか?
A. はい、IR系のカジノでは、基本的に**長ズボン(スラックス、チノパン、ダメージのないジーンズ)**が推奨されます。冷房が効いているため、長袖の羽織りものがあると体温調節にも便利です。 PAGCOR系であれば、きれいな膝丈のショートパンツなら許可される場合もありますが、確実に入場したいなら長ズボンを選びましょう。
Q2. 靴はスニーカーでも大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。ただし、清潔なものに限ります。泥だらけのランニングシューズや、かかとの踏みつぶしたような靴はNGです。きれいなレザースニーカーや、おしゃれなハイカットスニーカーなら問題ありません。
Q3. ドレスコード以外に持ち込みで注意すべきことは?
A.
ID(パスポート):年齢確認のために必須です。
年齢制限:原則として21歳未満は入場できません。
大きな荷物:リュックサックや大きなバッグは、入り口で預けるよう指示されます。
Q4. 日本のブランドのロゴが入ったTシャツはOKですか?
A. はい、一般的なブランドロゴが入っているTシャツ自体は問題ありません。ただし、キャラクターのプリントがメインのものや、あまりにも派手な柄、政治的なメッセージを含むものは避けた方が無難です。
まとめ:フィリピンカジノを楽しむための秘訣
フィリピンのカジノのドレスコードは、想像するほど厳しくありません。しかし、**「ビーチ帰りそのまま」**のような格好は避けるべきです。
もし服装に迷ったら、以下のキーワードを思い出してください。
「スマートカジュアル」と「清潔感」
特に初めて訪れる方や、夜間にIRカジノ(ソレア、オカダなど)へ行く予定の方は、襟付きのシャツと長ズボン、そしてかかとのある靴を用意していけば間違いありません。現地で少しおしゃれをして、非日常的な空間を思い切り楽しんでくださいね!